こんにちは!みっこです。
今回私は30歳女性が主人公の映画、「私は最悪。」を見てまいりましたので同じ30歳女としてその感想とおすすめポイントをお伝えしていきます!
映画「私は最悪。」のあらすじ(ネタばれあり)
大学の学部を何度も変えたりなど、やりたいことがコロコロ変わって定まらない29歳の女性が、コミック作家として成功している年上の彼氏に子供が欲しいと催促される。しかし、彼女自身はいつかは自分も子供が欲しいとは言いつつ何か物足りなさを感じていて彼氏の要求を拒否する。彼女は彼の作家としての才能をうらやましいと思っており、周りに認められている彼に引け目を感じていた。自分も何かになれるはずだと。そしてある晩招待されていないパーティーに忍び込み、そこで出会った若い男性と浮気する。その男性はコーヒーショップの店員であったが最終的に作家の彼氏と別れ、コーヒーショップの彼と付き合う。しかし彼女はプライドが高いため、その彼を見下したような発言をし、最終的には別れる。
30歳女が見た感想。主人公との共通点と相違点から(ネタばれあり)
主人公との共通点
- 30歳女である
- 独身である
- 子供を今欲しいと思っていない
- やりたいことがコロコロ変わる(私は趣味・副業において)
主人公との相違点
- 主人公は美人
- 主人公はモテる
- 主人公は賢い
- 主人公は社交的である
- 主人公は好奇心旺盛ではめを外す勇気がある
以上のことから、共通点が多いため共感しながら見ることができて、見た後はなんだかすっきりとして体が軽くなったような気持ちになりました。医学部を辞めて最後には本屋の店員になるところや、成功している彼氏を振ろうとしているところなどどんどん悪いほうへ悪いほうへ行っているのではないか?その決断は間違っているのではないか?とひやひやしながらも迷うことなく進んで行く主人公が魅力的でした。また自分とは違うモテモテで性的に奔放なところや、パーティーに忍び込んだり幻覚の見えるお薬を飲んだりはめを外すシーンもハラハラしました。また作家の元カレが病気で先が長くないと知ったシーンや予想外に妊娠が分かるシーンなど、人生はいきなり自分の思わぬほうへ行くことがあるのだな、と思いました(妊娠はある程度コントロールできそうですが)。いきなりの病気など人生は思いがけずすぐに終わるのかもしれないという切なさを感じました。
そして最後の章で、コーヒーショップ店員の彼とも別れた後、その彼が新しい彼女と一緒にいて子供を抱いているのを目撃してから何食わぬ顔で仕事に戻るとき、主人公はどんな気持ちだったのだろうかと想像しました。普通なら気後れとかするのだろうかとか、喪失感とかはあるのだろうかとか。
でも、主人公が美人であるせいで全然哀れに見えない!かっこよく潔くさえ見えてきました!
このようなアラサー女性は世界中にたくさんいそうだなー、と思いながら見ていましたが置かれた状況が同じでもその個人の考え方で幸福度は様々なんだろうと思い、どんな状況に置かれてもあまり大きな後悔はしたくないなと、何か決断をするときは自分の為に責任をもってよく考えてから行動しようと思わされる映画でした。
まとめ
主人公と共通点が多いほどその人生を疑似体験する感覚が強くなると思うので、この映画はぜひ独身のアラサー女性に見て欲しいと思いました!また私は結婚していないから分かりませんが、結婚されている女性が見てもまた違った見方があるのだろうと思います。(結婚している人から見たら痛々しいのかな?)もちろん男性が見ても面白いと思います!(根拠はありませんが)
私は集中力がなく、何をしていても違うことが頭の中でざわざわしていることが多いのですが、この映画を見ているときはすごく集中できて、そのおかげで見た後は心地よい放心状態で、映画館の外がどしゃぶりの雨だったのですがネガティブな気持ちになりませんでした。というわけで最近何か集中できないな、と悩んでいる方にもおススメできる映画でした!
ぜひ、映画館に見に行ってくださいね!
公開期間が終わっても、アラサー独身女性はネットフリックスで見てください!
それでは今回は映画「私は最悪。」のレビューでした。
じゃあね(^▽^)/
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